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【レビュー】自宅の練習用アンプとして「Roland JC-40」を購入しました。

【レビュー】自宅の練習用アンプとして「Roland JC-40」を購入しました。

どうも、こんにちは!

最近、自宅での練習アンプとして「Roland JC-40」を買いました。

スタジオやライブハウスでは、JC-120を使うことが多いのです。

だから仮想JC-120になればいいなー、と思って購入に至りました。

このJC-40は、ジャズコーラスが世に誕生して40周年を迎えた記念ということで、商品化されたみたいです。

JC-120そのまま小さくしたみたいなメチャクチャかわいい見た目してます(笑)

でも、小さいけど音量は凄い。

このあたりはJC-120と一緒。

そのままライブハウスに持ち込んでライブに使えるんじゃないかってぐらい音量は出ます。

自宅練習用のアンプとして購入したけど、ぶっちゃけこれを自宅で鳴らせる環境がある人は少なそう。

ということで、今回はそんなJC-40のレビューをしていきたいと思います。

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Roland JC-40 の大きさ・重さ

せっかくなので、JC-120と比較しながらJC-40のレビューをしていきましょう!

  • JC-40の大きさは、幅592 mm、奥行き251 mm、高さ436 mm、重量15.8 kg
  • JC-120の大きさは、幅760mm、奥行き280mm、高さ622mm、重量28kg

 

JC-40のほうが2周りほど小さいサイズ感。

重さは10kg以上違います。

 

実際にJC-120と大きさを比較するとこんなかんじ。

 

裏側はこんなかんじ。

 

JC-40にはキャスターは付いていない

重さに関して、JC-40は決して一人では運べないという重さではない。

でも、やっぱり自宅用のアンプとしては少し重く感じる。

まあそんなに移動さえしなければ気にはならないかな。

自宅の部屋で頻繁にアンプを動かすこともないだろうし。

この点、JC-120はキャスターが付いているから大きい割には移動は楽チン。

JC-40にもキャスターが付いてれば・・・

というか、別売りで良いのでキャスターを販売してほしい。

個人的に便利さもだけど、キャスターが付いているJCの見た目が好きなんですよ~

また、JCシリーズに共通していることですが、天板がほぼフラットな平面。

なので、JC-40の上にエフェクターを置いたり、カポやピックケースなどの小物類を置けちゃいます。

地味に便利なところ。

 

Roland JC-40 の音質は?

JC-40はJC-120の代わりになるのか?

おそらくこれが知りたいギタリストはたくさんいるはずです。

この疑問に対する個人的な見解ですが、

「JC-120と全く同じではないが、JC-120代わりにはなる」

と感じました。

まず、JC-40はJC-120と比べて低音と高音が控えめになっています。

特に余分な低音が抑えられており、よりフラットな音響特性になっているような印象です。

この点で、完全にJC-40のほうが音作りがしやすいと感じました。

JC-120で音作りをしている人なら経験があると思いますが、JC-120はフラットなイコライジングが個体差や生産時期などによって違いがあり、音作りがやや難しいアンプですよね。

この点の問題がJC-40なら割と簡単にクリアできるのが良いところですね。

簡単にフラットなセッティングが出せます。

また、基本的にJC-40の音質はJC-120とほぼ同じです。

自宅で仮想JC-120として音作りをしてから、スタジオやライブハウスで最終的な調整をする。

僕の使い方はこんなかんじかな。

この使い方を始めてから、実際にスタジオやライブハウスでは微調整で済むことが多くなりました。

だから仮想JC-120としての購入はアリだと思いますよ。

 

使えるようになったディストーション!

JC-120には、おそらくほとんどの人が使えないと感じていたDISTORTIONツマミがありました。

しかし、JC-40ではこのDISTORTIONツマミが結構使えるようになってるんですよ!

ディストーション自体の音質はBOSSのDS-1とほぼ同じような音質、というかDS-1そのもの。

 

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BOSSのディストーションの歪みが好きな人なら絶対に気に入る音だと思います。

 

裏技は使えなくなった

JC-120では使えてた裏技、

「ディストーションのツマミを少しだけ動かして音を太くする」

は残念ながらJC-40では使えない。

ツマミを回しても「カチッ」って言わないんですよね。

もしかしたら、回路的に常にONになっている状態なのかも?

このあたりは要検証です。

 

Roland JC-40 に搭載されているエフェクター

JC-40にはディストーションを除けば3つのエフェクターが搭載されています。

 

コーラス

ジャズコといえばコーラス!

もちろんJC-40にも搭載されています。

音質も使いやすさも文句なしのコーラスです。

 

ヴィブラート

自分はあまり使っていないのですが、JC-120とほぼ同じような感じの掛かり方です。

 

リバーブ

特筆すべき点はないリバーブですが、とても使いやすいです。

弱めに掛けてギターを弾くと気持ちよく弾けます。

 

Roland JC-40 の欠点・ダメなところ。

JC-40はとても良いアンプですが、個人的に残念だと思った点も書こうと思います。

 

価格が高い

ROLANDのJCシリーズのアンプは総じて価格が高い印象。

JC-40は実売価格でなんと64800円!

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自宅用アンプとしてはちょっと高いかなあと個人的には思います。

 

逆にJC-120はワット数の大きさのわりに安く感じてしまう不思議。

 

チャンネルリンクが使えない!

これは大きさの関係上しかたのないことだと思いますが、JC-40はチャンネルリンクが使えません。

JC-120でチャンネルリンクを活用しているギタリストにとっては残念なところ。

でも逆に、チャンネルリンクを使わない人にとっては特に大きなデメリットにはならないはず。

 

もう一つの選択肢も

自宅にJC-40は大き過ぎる・・・という人は、ワンサイズ小さめの「JC-22」がオススメ。

 

JC-40は置けなくても、このJC-22なら置ける!という人も多いのでは?

JC-22なら、設置スペースの事をあまり考えなくても大丈夫。

小さいながらも、サウンドも見た目もしっかりジャズコしてますよ!

ただ、小型のアンプとしてはやはり高めの価格設定。

特別にジャズコーラスが好きな人でないと、なかなか手が出せないかも。

サイズ感はメッチャカワイイから、部屋に置いておきたい見た目してるんですけどね~。

う~ん、じつに悩ましい。

 

Roland JC-40 のまとめ

結論を言うと、買ってよかったアンプです。

  • 価格が高め
  • チャンネルリンクが使えない

以上の点にさえ納得できれば、仮想JC-120としてオススメのアンプです。

むしろメインのアンプとしても使えそうなぐらいのポテンシャルを秘めたアンプだと思う。

クリーントーンは文句なしにキレイだし、音作りの勉強もできちゃう。

総合的には、JC-120よりも使いやすいのでは?と僕は思いました。

なにより、JC-120の見た目のアンプが自分の部屋にあるという事実にテンションがあがります。

ジャズコ好きにはオススメのアンプですよ。

それではまた。

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「ギターハック」の管理人。今までに購入したギターの本数は100本以上。主にギターに関するレビューやお役立ち情報を記事にしていきたいと思います。少しでもあなたの音楽活動の役に立てれば幸いです。趣味はギターの改造とリペア。ギター教室にも通っています。気になる記事や良いと思った記事があったらシェアしてもらえると嬉しいです♪