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絶対わかる!エレキギターとアコースティックギターの違いを解説するよ

初心者でも絶対にわかる!エレキギターとアコースティックギターの違いを解説するよ

こんにちは!にゃんこです。

突然ですが、エレキギターアコースティックギターの違いって、みなさん知ってますか?

「えっ、ギターってどれも同じじゃないの?」

と思ったあなた。いいえ、違うんです。

今回は、そんなエレキギター(略してエレキ)とアコースティックギター(略してアコギ)の違いについて解説するよ。

エレキとアコギの違いをしっかり理解して、今日から君もギタリストだ!

 


エレキとアコギの特徴の違い主に4つあるよ

まずは、エレキとアコギの特徴の違い理解して、エレキなのかアコギなのかをすぐ判断できるようになろう!

ここでは外見の違いを中心に説明していくよ。

 

ボディ表面のつくりが違う

こちらはエレキギターの正面の画像。

我が家にいる、テレキャスターという種類のエレキギターです。

エレキのボディ表面の特徴は、弦の下にピックアップという装置が取り付けられていることと、ボリュームやトーンを調節するツマミが付いていることです。

(それぞれの役割については、後述の“エレキとアコギの音の違い”で解説するよ)

 

そしてこちらはアコースティックギター正面の画像。

エレキに付いていたピックアップやツマミは見当たりませんね。

代わりに圧倒的な存在感を放っているのが、ド真ん中に空いた大きな穴。サウンドホールといいます

エレキには無い穴です。

(役割については、同じく後述)

 

ボディ側面の薄さが違う

ごらんのように、エレキはボディが薄いです。

そのため、立って演奏したり、ライブ中に走り回ることに向いています。

バンドマンがエレキを使っていることが多いのは、これも一つの理由ではないでしょうか。

 

一方この画像を見ると、アコギはエレキに比べて、ずいぶんとボディが厚いことがわかります。

ライブで走りまわったりは…できなさそうですね。

しかし、座って演奏するだけでもエレキより映える、というアコギの良さも、この厚みあってのことです。

 

重さが違う

エレキギターとアコースティックギター、どちらのほうが重いと思いますか?

答えはエレキギターのほうが重いです

「え?アコギのほうが大きいのに!?」

と思った方もいるかもしれませんね。

アコギは確かにエレキより大きいですが、中が空洞なのでエレキよりも軽いのです。

反対に、エレキは中身が詰まっていて、重いです

そのため私もエレキを始めたての頃は、よく肩が痛くなっていたものでした…(笑)

この重さの違いは、後に説明する“エレキとアコギの音のでる仕組みの違い”と深く関わっているよ。

 

ナット幅が違う

ナット幅とは、ギターを正面に向けたときに、ネックとヘッドの間にある、ナットという部品の幅を言います。

このナット幅が、エレキよりもアコギのほうが太くできているんだ。

自宅にあるエレキ(テレキャスター)とアコギのナット幅をものさしで測ってみたところ、

  • エレキ およそ4.1㎜
  • アコギ およそ4.3㎜

という結果になりました。

若干ですが、アコギのほうが太いですよね?

これには、ナット幅が太いほど、低音がよく響くようになるからという理由があります。

アコギのほうが音が低いんですね。

 

エレキとアコギの音質の違い

さまざまな特徴の違いがあったエレキとアコギですが、音質にはどのような違いがあるのか。

動画を交えながら、その違いを探していきましょう。

 

エレキギターの音質

「エレキギター」という名の通り、機械的な音が印象的ですね。

また動画のように、エレキはアンプやエフェクターという機材を通して、いろいろな音色を奏でることができます

バキバキに歪ませてカッコいい音が出せることも、バンドマンに選ばれる理由です。

 

また、マルチエフェクターならたった一台でたくさんのエフェクターの音色が楽しめるからオススメ!

私が愛用してるのはこのGT-1で、もともと100種類余りの音色が入ってるし、自分オリジナルの音も簡単に設定できるから重宝しています。

 

アコースティックギターの音質

アコギはこのような、優しい音色が特徴的です

これ一本でも、音楽として心地よく聴くことができるので、“弾き語り”という、アコギ一本と自分の声だけの演奏法もあるんですよ。

 

エレキとアコギの音量の違い

さて、エレキとアコギの音質の違いがわかったところで、次に音量はどのように違うのかをそれぞれ解説していきます。

 

エレキの音量はどのくらいなの?

簡単に言うと、エレキの生音(エレキ本体だけの音)はとても小さく、アンプに繋げば小さなライブハウスや野外で演奏できる程度の音量になります。

さらに大きな会場でギターを弾く場合は、スピーカーを通して音量を上げます。

勘違いしがちですが、生音の音量はボディのツマミで操作はできないので注意しましょう。

(私もギター始めたての頃は、生音もツマミで操作できると思っていました…笑)

エレキの生音はとても小さいので、マンションなど大きな音が出せない環境なら生音でのギター練習も手かもしれません。

しかし、やはりアンプを通して自分の演奏を聴いたほうが、絶対に上達が早いと思うので、イヤホンやヘッドホンを繋ぐことができるアンプを用意することをオススメします。

 

私は最近、ギター本体とヘッドホンに繋ぐだけでアンプみたいな音が聞ける、このamPlug2に興味を持っています。

これだと近所迷惑にはならないし、何よりこのサイズでアンプの音を再現するって、めっちゃ凄くないですか?

 

ヘッドホンも付属しているタイプもあります。

 

アコギの音量はどのくらいなの?

アコギは生音でも、人に聴かせたり練習をする分には十分な音量がでるように作られています。

エレキのようアンプに繋ぐことができないので、音量調節は自分の力加減のみですね。

 

どうしても音量を小さくしなければならないときは、私はタオルに弦の振動を吸収(ミュート)させるようにしています。

どうせ同じタオルなら、クロスというギター専用の布でミュートしたほうが、練習後にギターを拭くこともできるし一石二鳥だよ!

ちなみにただのタオルで拭くと、ギターに傷がついちゃうから気を付けてね。

 

アンプに繋げないなら、アコギでライブをするときはどうするの?

という声が聞こえてきそうなので説明します!

アコギでライブするときは、ピックアップという機材をサウンドホールに装着したり、マイクをギターの前に立てたりしてアコギの音を拾い、それをスピーカーで大きくしているのです。

 

アコギ用ピックアップにはこんなものがあります。

取り外しもできるので、アコギを持ってる人は1つくらい持っておくといいかも!

 

こちらは、スネアの音やギターアンプの音を取りたいときに使われるマイク。

狙った場所の音をピンポイントで拾えるので、アコギの音を取るときにも使われます。

 

たまに、これらを貸し出ししてくれるライブハウスもありますが、自分の音を追求したいなら手に入れておくべきマストアイテムだと思います。

 

エレキとアコギの音の出る仕組みの違い

エレキとアコギの音が違うのは、音の出る仕組みが根本的に違うからです。

ここではその仕組みの違いを比較していきます。

仕組み、といってもそれほど難しいものではないので、頭を柔らかくして読んでね。

 

エレキギターの音が出る仕組み

エレキギターは簡単に言うと、電気の力で音を奏でています。

その際、ピックアップには弦の振動を電気信号に変えるという役割、ツマミには音量やトーンを制御するという役割があります。

ギター→シールド→(エフェクター→シールド)→アンプ の順に、弦の振動が電気信号に変わって、それが音に変換されて私たちの耳に届くんですね。

また、シールドも消耗品なので、ギターと長く付き合っていきたいという方は、しっかりした作りのものを購入するべし。

ギターセットについてくるシールドなんかだと、練習中に音が出なくなったり、ノイズが乗りだしたりなどのトラブルが起きたりしちゃいます。

 

私のオススメは、カナレという、結構有名な会社のシールドです。

日本製でとても耐久性が高いのが特徴。

他のシールドに比べて、価格も安くコスパが良いです。

私はこの会社のシールドを2年ほど前から使っているのですが、不具合は全くなく大変満足しています。

 

アコースティックギターの音が出る仕組み

アコギは、サウンドホール(中央の大きな穴)で弦の振動が共鳴し、その音がでる仕組みになっています。

アコギが空洞なのは、共鳴させるためという訳なんですね。

これが、アコギにボリュームなどを操作するツマミがない理由なのです。

ちなみにこの“アコースティック”という呼び方、電気を使わない楽器につけられる名前だそうですよ。

 

エレキとアコギの違い まとめ

ここまでエレキギターとアコースティックギターの違いを解説してきました。

簡単にまとめると、

  • エレキギターは、バンドマンが持っているギター
  • アコースティックギターは、弾き語りをしている人が持っているギター

みたいな感じで分けることもできるね。(もちろん例外はあるけど)

ここまで読んでくれたあなたはもう、ギターをパッと見ただけでエレキかアコギか判断できるようになっているのではないでしょうか。

にゃんこ、でした!またね!