⚠️記事内に広告を含みます

【レビュー】フロントにP-90が付いてる、FENDER Limited Edition Classic Series 50s Telecaster Maple LPb

【レビュー】フロントにP-90のテレキャスター!FENDER Limited Edition Classic Series 50s Telecaster Maple LPb

こんにちは。にゃんこ です!

今回は、Fenderのテレキャスター『 Limited Edition Classic Series ’50s Telecaster Maple LPb 』について、愛用者目線でレビューを書いていきたいと思います!

このテレキャスター、2017年にフェンダーメキシコから限定発売されたモデルらしいです。

名前が長いので、ここでは『テレちゃん』=『 Limited Edition Classic Series ’50s Telecaster Maple LPb 』とします(笑)

かなりお気に入りのギターで、購入してからはもうずっと弾いてます。

私の軽音楽部での活動を支えてくれた大切なギターです。

 

テレちゃんの満足している点

【レビュー】フロントにP-90のテレキャスター!FENDER Limited Edition Classic Series 50s Telecaster Maple LPb

  1. しっかりした作り
  2. ネック
  3. 音質
  4. とにかくカッコイイ

テレちゃんの良いところはたくさんあるんですけど、その中でもとくに良いところをピックアップしました。

順番に紹介していきますね。

 

しっかりした作り

ブリッジやピックアップ、ペグがしっかり取り付けられているのは、いうまでもありません。

なにより私が満足しているのは、コントロールノブが、硬めなことです。

(ここでいう”硬め”とは、少し当たったくらいでは調整が狂わない、ということです)

以前、初心者向けの安いストラトキャスターを使っていたのですが、コントロールノブが軽すぎて、練習中やライブ中に、いつの間にかVOLUMEやTONEが小さく(大きく)なっていた、ということがよくありました。

この問題点は、私がギターを買い替えようと思い立ったキッカケでもあったので、テレちゃんのコントロールノブが硬めなことには、非常に満足しています。

 

ネック

テレちゃんは50年代のテレキャスターを復刻したモデルです。

なので、ロゴはスパロゴ、指板はメイプルになっています。

 

テレちゃんのネックはCシェイプ。

ネックの材質はメイプルです。明るくてツヤのある、良い色をしていますね。

もちろん、メイプルなので強度は抜群です。

弾き心地もとてもいいです。コーティングのおかげで指が滑りやすく、速弾きにも向いています。

少し汗ばんだくらいが、最高に弾きやすかったりします。

リードもバッキングもこなせちゃうギターです!

 

音質

テレちゃんを初めて弾くとき、

「以前使っていたギターとの音の違いは、しろうとの私にはわからないだろう…」と思っていました。

しかし弾いてみると、さすがにそこそこの値段のギター。

今までに奏でたことのない、とてもクリアなサウンドがアンプから聞こえて来たのです。

これにはお父さんも驚いて、私がギターを弾いている部屋に乗り込んで来たくらいです。(笑)

テレちゃんはクリーントーンはもちろん、歪ませてもいい感じの音を出してくれますよ。

ピッキングニュアンスも繊細に表現してくれるので、今よりもギターが上達すること間違いなしです!

 

とにかくカッコイイ

テレキャスターにP-90が載ってるだけでもう優勝です。

レイクプラッシドブルーに鼈甲柄ピックガード、メイプル指板の組み合わせもなかなか見かけないと思います。

唯一無二のルックス。

スタジオやライブハウスでもよくテレちゃんについて話しかけられたりしますよ。

 

テレちゃんの気になる点

  1. オクターブピッチの問題
  2. コントロールノブ•ピックアップ
  3. ピックアップの特性

こんなにお気に入りのテレちゃんですが、気になる点もやっぱりあります。

でも、こういうところも可愛いんですよね。やっぱり最高です!

 

オクターブピッチの問題

「テレキャスターはオクターブピッチが合わない」という記事をネット上でよく見かけます。

テレキャスターには一つのサドルに2本の弦が載っている3WAYサドルと、ストラトキャスターのように弦ごとにサドルが分かれている6WAYサドルの2種類があります。

 

私のテレちゃんはヴィンテージタイプなので、3WAYサドルになっています。

テレキャスターのブリッジの構造上、このままでは理論的にオクターブピッチが合わないみたいです。

普通に弾いたり、ライブしている分には特に気にならないけど、レコーディングなどの現場では気になってしまうかも。

一番の対策は、気にしないこと(笑)

でも、この弱点も含めてこれがテレキャスターのサウンドだと思います。

 

どうしても気になって仕方ない人は、角度付きのサドルに交換するといいみたいですよ。

正確にオクターブチューニングができるようになります。

 

6WAYサドルのブリッジも改造パーツとして人気があるみたいです。

これはこれでカッコイイですね。

 

コントロールノブ•ピックアップセレクターの不都合

ピックアップセレクター(いわゆる“ノブ”)コントロールノブ(いわゆる“ツマミ”)についてです。

まず、ピックアップセレクター(ノブ)についてです。私のテレちゃんがたまたまそうなだけかもしれませんが、ノブの黒い部分がとても外れやすいです。

どういうことかというと、演奏中にリアピックアップからフロントピックアップに変えようと、かっこよく小指で操作したら、ノブだけが外れてポーンと飛んでいった・・・なんてことがありました(笑)

 

ノブ無くても、セレクターの操作はできますが…中身が角になっているので痛いですね。

このピックアップセレクター(ノブ)の不都合を楽器屋さんに相談したところ、直すことはできるようです。

もし私のテレちゃんと同じ症状が現れたら、お近くの楽器屋さんに相談してみるのも手かと思います。

 

パーツを取り付けるだけで直すことができるので、自分で直してみてもいいかも。

インチサイズとミリサイズにだけ気をつけてね。

日本製のギターはミリサイズ、USA製のギターはインチサイズである場合が多いです。

 

次に、コントロールノブ(ツマミ)とピックアップセレクター(ノブ)の両方に共通することですが、弦からの距離が遠い!

演奏中に、余った指でVOLUMEやTONEをちょちょいっと操作するのは難しいかもしれません。

また、テレキャスターはコントロールの配置の関係でセレクターを切り替えたときに、一緒にボリュームノブが回ってしまうことがあります。

一部のテレキャスター使いの中には、この問題をコントロールプレートを逆に取り付けることで解決している人たちもいます。

 

これならお金もかからず、すぐに効果が出る対策方法なのでオススメ。

意外に指摘されないとコントロールプレートが逆になってるなんて気づかれないし(笑)

 

ピックアップの特性

テレキャスターは、ハイ(高い音)が強い、良く言えばきらびやかな音が出せる、とよく聞きます。

確かに、私も実際にテレちゃんを使ってみて、ストラトキャスターやレスポールに比べると、ハイが目立っているなあ、と感じます。

音作りのときには、アンプの前に座り込んで、聞いていても耳が痛くならないくらいに調節してあげるといいと思います。

また、ハイが強いことで、演奏する曲によってはリアピックアップの音だと音が軽くて物足りないと感じるかもしれません。

そんなときはフロントピックアップにして、TONEのコントロールノブは最大、アンプの設定はTREBLE(高音)を大きく、BASS(低音)はほとんど出さないくらいにすると、解決!

P−90のおかげです、ぜひ試してみてね。

また、私のテレちゃんはミックスポジションの音がとても個性的なんです。

フロントのP-90とリアのテレキャスター用ピックアップの組み合わせって珍しいみたいですね。

だからサウンドで個性を出したいときはミックスポジションで弾いたりもします。

 

まとめ:FENDER Limited Edition Classic Series ’50s Telecaster Maple LPb 

ここまでテレちゃんもとい、『FENDER Limited Edition Classic Series ’50s Telecaster Maple LPb』について紹介してきました。

音も良い、弾き心地も良い、そしてそして、見た目がカッコいい!!

この子を弾いているだけで、いつもより5割増しくらいカッコよく見えますよ、まじで。

にゃんこ でした、またの機会に。