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【改造】Fender USAのテレキャスターのフロントピックアップをハムバッカーに交換するぞ!

テレキャスターのフロントをハムバッカーに改造するぞ!

こんにちは、かいちょーです。

今回はテレキャスターのフロントピックアップをハムバッカーに改造してみました。

改造のベースとなったのは先日紹介したこのギター。

参考記事:Fender USAのハイエンド機種「Fender American Deluxe Telecaster(通称アメデラ)」をレビューしてみた!

フロントピックアップをハムバッカーにする改造はテレキャスターでは割とメジャーな改造プランの一つですね。

その時の作業工程を記録してみましたので、良かったら改造の参考にしてみてください。

 

テレキャスターのフロントのハム化の目的

テレキャスターのフロントをハムバッカーにする改造は、結構昔から行われている改造方法の一つですね。

今回の改造の目的は特になかったのですが、強いて言うならフロントハムのルックスにしたかったから。

サウンド的には、レスポールみたいな音が出るのかなー?っていう好奇心からですね。

いいんですよ、ぶっちゃけ改造の理由なんてどうでも。

ギターをいじるのが好きなだけなんで(笑)

 

改造開始!

まずはパーツの選定と作業の工程を確認します。

 

まずはピックアップを選ぶ

ここはめちゃくちゃ悩みました。

あまりにパワーが強いピックアップにするとリアとのバランスが取れなくなるし・・・

でも、せっかく改造するなら劇的な変化が欲しい・・・

マジで何日も悩んでました。(悩んでる時が結構楽しかったりするw)

 

自分の中での定番のSH-1nにするか。

 

それともパワーを抑えたSH-2nにするか。

 

それとも全く別のやつを試してみるか・・・

一週間ぐらい悩んで、セイモアダンカンのSH-1nに交換することに決めようとしてた矢先。

たまたまヤフオクで安くなっていた同じくセイモアダンカンのSPH-1というハムバッカーサイズのP90を発見!

そのまま安く落札できたのでこれを取り付けてみることにしました。

ついでなので、リアピックアップもセイモアダンカンのSTL-1に交換しました。

【改造】Fender USAのテレキャスターのフロントピックアップをハムバッカーに交換するぞ!

Seymour Duncan STL-1b Vintage for Broadcaster Lead ギターピックアップ

STL-1はテレキャスターらしいジャキジャキサウンドが出るので、個人的にオススメのピックアップの一つですよ。

 

ハムバッカー用のピックガードを用意する。

テレキャスターのフロントをハムバッカーに改造するにはピックガードはそのままでは使えませんので、

①ハムバッカー用の穴が空いたピックガードに交換する。

②ハムバッカーが入るように加工する。

結局、純正のパーツは加工したくないな~と思い、ALL PARTS JAPANの加工済みのピックガードを購入しました。

 

お値段はサウンドハウスで2000円程度。

ネジ穴は少しだけ合わなかったのですが、ちょっと強引に締めればなんとかなりました(笑)

 

ショートタイプのビスを用意しよう。

これは作業をしていて気づいたのですが、実はテレキャスターのフロントのザグリが少し浅くて、普通のハムバッカー用のビスではピックアップを固定することができなかったです。

ということで、急遽ショートタイプのビスを用意しました。

【改造】Fender USAのテレキャスターのフロントピックアップをハムバッカーに交換するぞ!

ハムバッカーに改造する前に、手持ちのテレキャスターのフロントのザグリの深さを確認しておきましょう。

少なくとも、アメデラの場合はショートタイプのビスでないと無理みたいです。

 

もし持っていないのであれば、そんなに高いものでもないので作業に移る前に購入しておきましょう。

 

フロントのピックアップキャビティを加工する。

ハムバッカーに載せ替えるためには、当然フロントピックアップのザグリをひろげなければなりません。

幸い、今回の改造素体のアメデラには元々ハムバッカーが載せ替えれれるようにザグリが大きく空いていました。

ピックガードを外したところ↓

【改造】Fender USAのテレキャスターのフロントピックアップをハムバッカーに交換するぞ!

このように、一部のテレキャスターには後で簡単にハムバッカーが載せられるように元々ザグられているものがあります。

特にfender USAに多いですね。

アメスタとかは大体こんなかんじでしょう。

しかし、普通のテレキャスターにはザグリ加工が必須です。

プロに頼めば数千円程度でやってくれるところが多いです。

彫刻刀などで自力でやれなくもないですが、やはり木材の加工はプロに頼んだほうが無難だと思います。

そのほうが仕上がりもキレイになりますし。

 

いざ、ハムバッカー搭載!

それではピックアップの配線をつないでいきます。

【改造】Fender USAのテレキャスターのフロントピックアップをハムバッカーに交換するぞ!

実際の作業はそんなに難しくありません。

元のピックアップを外して、同じようにハンダでつないでやるだけです。

念の為、作業に取り掛かる前に写真を取っておきましょう。

なるべく色々な角度から何枚も取っておくとわからなくなった時に役に立ちます。(これ重要!)

今回はシングルからシングルへの交換だったので、ポットは特に交換していません。

ピックアップの交換と合わせてポットも交換してあげるとサウンドが変わって面白いですよ。

 

フロントハムに改造完了。

【改造】Fender USAのテレキャスターのフロントピックアップをハムバッカーに交換するぞ!

無事にテレキャスターのフロントピックアップのハムバッカーへの交換作業完了しました。

アンプに繋いで音出し確認オッケーでした。

この瞬間が一番ほっとする。

音が出なかったときの絶望感がヤバイです(笑)

また、この時にノイズが多かったり、特定のピックアップから音が出なかったりした場合は配線が間違っている可能性が高いので、面倒かもしれませんがもう一度配線を見直してみましょう。

根気よくやれば絶対にできるのでがんばりましょう!

 

弾いてみた感想

さて、弾いてみた感想ですが結構気に入りました。

普通のテレキャスターのフロントよりも太く甘く、それでいてシングルらしいジャリジャリ感もある音になりましたね。

ファズなんかかけて彈いてみたら気持ちよくブチブチ言いそうなかんじかな。

レスポールのフロントがブーミーに聞こえる、音が篭って使えないと思っている人に弾いてもらいたくなるような音ですね。

ついでに交換したリアのSTL-1もジャキジャキしてて気持ち良いピックアップですね。

フロントとのバランスもちょうど良いのか、ミックスした時の音も良いですね。

P-90とテレキャスターのシングルコイルの組み合わせはなかなか面白いんじゃないでしょうか。

なかなか珍しい組み合わせのピックアップ配列なので、他の人ともあまり被りたくない個性を出したいギタリストにも良いかもしれませんね。

そのうち他のハムバッカーに載せ替えて音の違いを楽しんで見るのもいいですね。

それではまた!

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「ギターハック」の管理人。今までに購入したギターの本数は100本以上。主にギターに関するレビューやお役立ち情報を記事にしていきたいと思います。少しでもあなたの音楽活動の役に立てれば幸いです。趣味はギターの改造とリペア。ギター教室にも通っています。気になる記事や良いと思った記事があったらシェアしてもらえると嬉しいです♪