どうも、こんにちは!
みなさんはZO-3(ぞーさん)というギターを知っていますか?
ZO-3は日本のギターメーカー、フェルナンデス社から1990年に発売されたアンプ内蔵式のミニギターのことです。
このZO-3は、ギター本体にアンプが内蔵されているので、本体のみで演奏が大音量の演奏が可能になっています。
このため、トラベルギターとしても世界中から愛されているギターです。
ZO-3を持っているギタリストの方も少なくはないのでしょうか?
今回はそんな日本が世界に誇るオリジナルギターのZO-3について紹介していきたいと思います。
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どうしてZO-3(ぞーさん)なの?
これは私の持っているZO-3です。
よく見てください。
スピーカーの部分が耳で、ネックの部分がゾウの鼻のように見えますか?
このように、動物のぞうさんのように見えるからZO-3という名前なんですよ。
電源ONで目が光る!
ぞーさんはアンプの電源をONにするとLEDの目が光ります。
電源OFFの状態。
電源のONとOFFは、ボリュームノブの下にあるスイッチが電源スイッチで行います。
バッテリーで駆動可能
ボディの裏側にバッテリーボックスがあります。
結構中古のZO-3でここが壊れている個体をよく見かける。
現在では、バッテリーボックスはパーツ単体で販売されていないため、互換品を使って修理する必要があります。
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ZO-3の専用品ではないので、取り付けには加工が必要な場合もあるのでご注意を。
ZO-3の電池の種類は、エフェクターなどでよく使われる四角い電池です。
100円ショップなんかでも売っているので、入手は簡単。
ピックアップはハムバッカー搭載
ピックアップはハムバッカーが一発搭載されています。
ハムバッカーなので、パワーがあり、ノイズも気になりません。
ZO-3には専用のソフトケースがあります
ZO-3には専用のソフトケースがあるので、持ち運びも困りません。
ZO-3はバリエーションが凄い!
ZO-3は発売されてから30年近くも経っていることから、とにかくバリエーションが凄いんですよ!
そんなZO-3のバリエーションを紹介していきたいと思います。
ZO-3(ノーマル)
1990年当時からほとんど変わることなく発売され続けているZO-3ですね。
製造された年代によって、基盤回路や電池ボックスの変更など細かいマイナーチェンジが行われてきましたが、基本的にはみんなが思い浮かべるZO-3はこれですね。
一家に一本!改造ベースとしても面白いし、これでライブに出るのも面白い!
ZO-3 芸達者
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通常のZO-3にストラトキャスターでおなじみのシンクロナイズド・トレモロを搭載したモデル。
アームが付いたことにパフォーマンスの幅が広がったZO-3ですね。
芸達者というネーミングが外人に受けそうなモデルです。
ちなみに実際に海外でもZO-3は人気みたいですよ。
ギタリストの集まる飲み会に持っていきたいZO-3ですね。
DIGI-ZO(デジゾー)
1998年にFERNANDES社30周年記念として発売されました。
なんとマルチエフェクターとチューナーを内蔵したZO-3です!
発売当時の定価はちょっと覚えてませんが、確か6万円ぐらだったような・・・
マルチエフェクターを搭載したことによって、さらなるパフォーマンスが可能になったZO-3ですが、その代わりに電池の消費量が多くなって稼働時間が短くなってしまったというデメリットも。
そのため、このDIGI-ZO(デジゾー)には専用のACアダプターが付属していました。
もし中古で購入する場合はACアダプターが付いているやつを買いましょう。
※DIGI-ZO(デジゾー)は現在は生産終了、販売されていません。
DIGI-ZO HYPER(デジゾー ハイパー)
DIGI-ZO(デジゾー)の後継機種で、様々な点がパワーアップしています。
まず、内蔵されているエフェクターがDigi Tech社(デジテック社)のマルチエフェクターに!
チューナーはもちろん、リズムマシーンも搭載!
エフェクターのコントール部にノブが追加され、エフェクトの設定や操作がやりやすくなるなど違いがあります。
普通のデジゾーを買うぐらいなら、ハイパーを買ったほうが良いと思います。
値段もそんなに変わらないですしね。
電池持ちの悪さは普通のデジゾーと大差ないので、中古で買う場合はやはりACアダプター付属のやつを買いましょうね。
DIGI-ZO ULT(デジゾー ウルティマ)
2004年に発売されたZO-3の最上位機種であり最終進化系です。
発売当時の定価は7万円ぐらい。
通常のZO-3と違いこいつだけミディアムスケールとなっています。
つまりレスポールやSGと同じ感覚で弾けてしまうんですよ!
ボディも普通のZO-3よりも一回り大きめになっています。
また、内蔵のスピーカーにFostex製スピーカーが搭載されています。
これにより、通常のZO-3よりも大音量で迫力のあるサウンドが出ます。
もちろんDigi Tech社(デジテック社)のマルチエフェクターとチューナー、リズムマシーンも搭載。
まさにスペシャルなZO-3です!
※DIGI-ZO ULT(デジゾー ウルティマ)は現在生産終了しています。
PIE-ZO(ピエゾー)
ピエゾピックアップを搭載したZO-3のベース版。
あまり見かけないレアなモデルです。
さらにレアなフレットレス仕様のピエゾーもあります。
現在は生産完了品になっています。
ZO-3 キャラクターシリーズ
ZO-3にはかなりの種類のコラボモデルがあります。
アニメや漫画、ゲームやゆるキャラなど、コラボ相手はじつに様々。
調べてみたら意外なコラボモデルが見つかるかも!?
ZO-3 アーティストシリーズ
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ZO-3にはアーティストモデルが存在します。
基本的な使用は通常のZO-3と同じ場合が多いです。
アーティストモデルは見た目が派手なやつが多いのいで、目立ちたい人にオススメかも。
とくに布袋モデルのZO-3は今でも凄い人気がありますよ。
どのZO-3を買えば良いの?
ZO-3が欲しい!
でもZO-3は種類が多いから、どれを買おうか迷ってしまいますよね。
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個人的には、買うなら断然ノーマルのZO-3をオススメします!
たしかに、DEZI-ZOなどのエフェクターが搭載されたモデルも弾いていて楽しいとは思います。
しかし、やはり電池持ちの悪さがネック。
どんなところにも持ち出せて、サッと弾くことができるのがZO-3の最大の魅力だと思います。
ノーマルのZO-3のほうが、操作系もシンプルで壊れても修理しやすい。
余分な機能が付いていないので、電池持ちが良いですよ。
KAI-ZO(カイゾー)って何?
ZO-3があまりにも好きすぎて、一部の熱狂的なファンはZO-3に魔改造を行います。
よくある改造の方法が、ディストーション回路を組み込むという改造です。
このように、改造が施されたZO-3のことをKAI-ZO(カイゾー)と呼ぶことがあります。
ヤフオクなんかにもZO−3用の改造キットが売られていたりするので、興味がある人は試してみても面白いかも。
FERNANDES ZO-3(ぞーさん)のまとめ
いかがでしたか?
今回はZO-3についてまとめてみました。
ZO-3は遊び心がギュッと詰まったギターだと思います。
ぜひ一家に一台、常備しておきたいギターですね。
それではまた。
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