ギターを始めたばかりの人や、自宅で気軽に練習したい人からよく名前が挙がる「Marshall MG10 GOLD」(以下MG10と表記)。
あの伝説のアンプメーカーMarshall(マーシャル)が出している入門者向けの小型アンプです。
今回は実際の使用感を踏まえながら、良い点も悪い点も遠慮なく書いていきます。
結論
先に結論から言うと、
MG10は「とりあえず自宅練習用に1台欲しい」という人には十分すぎるくらいのコスパを持ったアンプです。
値段は新品で1万円台前半とかなり手頃なのに、Marshallブランドのロゴが付いているだけでテンションが上がる人も多いはず。
迷っているぐらいならさっさと買って、気持ち良い音でガンガンギターを弾いて欲しい。
僕も最近、あらためて練習用の小さなアンプが欲しいと思って色々探していました。
ネットのレビュー記事やYouTubeで色々な小型アンプの動画もたくさん見た、楽器屋にも実際に見にいった。
で、最終的にこれに辿りついたってわけ。
どんな人におすすめ?向いていない人は?
おすすめな人
- ギターを始めたばかりで、まずは音を出すこと自体を楽しみたい人
- 自宅やワンルームなど、音量を抑えて練習したい人
- 見た目や所有感(いわゆる「持ってて嬉しい」感覚)を大事にしたい人
- 予算をあまりかけずにアンプデビューしたい学生さんなど
向いていない人
- バンドでの合わせ練習やスタジオ練習、ライブ本番で使いたい人(さすがにそこまでのパワーはありません)
- 細かく音を作り込みたい中〜上級者(音作りの幅は狭い)
要するに「練習用の相棒」としては優秀ですが、「本番用の武器」ではないという住み分けです。
ここが推せるよ!MG10の良いところ
シンプル イズ ザ ベスト!
まず一番のメリットは、お手軽さ。
ギターとシールド繋いで電源を入れるだけで、すぐに気持ちの良い音が出ます。
とにかく操作がシンプルなんですよ。

コントロールがボリュームとゲイン(音の歪み具合を調整するつまみ)とコンツア(サウンドのキャラクターを変化させるつまみ)しかないので、機械が苦手な人でも迷わず音が出せます。
クリーンと歪みを切り替えるのもボタンをポチっと押すだけ。
だから取扱説明書を熟読しなくても全然OK。
電源を入れてケーブルを挿せばもう演奏できる、という手軽さは初心者はもちろん、中級者や上級者にとっても地味に大きいポイント。
音質もグッド!
音質面では、クリーントーン(歪みのない澄んだ音)がわりと素直で、安価なアンプにありがちな、こもったような変な音にはなりにくい印象。
歪みもキメの細かいMarshallサウンドが十分に楽しめます。
個人的には十分ハイゲインな部類。
ライブハウスにあるような大きなマーシャルを日常的にガンガン鳴らしている人には物足りなく感じてしまうかもだけど、
音量に制限のある自宅や自分の部屋の中ではこれで十分良いサウンドです。
もちろんヘッドフォン端子もついているので、夜間練習もバッチリ。
ちょうどいいサイズ感
サイズもかなりコンパクトで、片手で持ち運べる重さなので、部屋の隅に置いておいても圧迫感がありません。
実家暮らしの人や、賃貸で部屋のスペースが限られている人には嬉しいポイントです。

僕は無印良品のスチールユニットシェルフにぶち込んでます。
これで大体のサイズ感がわかってもらえるかな。
インテリアにもなる見た目!

小さくてもちゃんとちゃんとマーシャルの見た目!
むしろこのサイズだからオシャレに見えるのかもしれない。
ブラックのボディにゴールドのプレートが最高。
マーシャルが部屋にあるという事実だけでテンション上がるって。
MG10の良くないところ
良いところだけだとあれなんで、ちゃんと良くないところも紹介するよ。
音作りの幅は狭い
シンプルな作りゆえに、どうしても音作りの幅は狭くなってしまいますね。
サウンドを細かく調整したい、とことん追求したい、っていう人には不向きなアンプになると思います。
リバーブ(エフェクト)が付属しない
MG10にはクリーンと歪み以外の機能は付いていないので、物足りなく感じる人もいるかも。
特にリバーブは練習の時でも常にかけていたいよねって人も少なからずいるはず。
そういう人は、上位機種のMarshall MG15Rを検討しましょう。
MG15Rならイコライザーの数も増えているので、さらに細かい音作りも可能となっています。
さらにコーラスなどのエフェクターなどが搭載されたバージョンもあります。
自分の使用したい環境に合わせて選べるのがいいですね。
中古で買うのはあり?
場合によっては中古で買うのも全然ありです。
ただ、意外と知られていないんですが、MarshallのMGシリーズは長年モデルチェンジを繰り返していて、世代によって細かい仕様が違います。
もし中古で探す場合は、型番や年代によって機能差があるので注意した方がいいです。
値段も安くなるので気に入ったやつがあればそれでも全然良いと思います。
でも、メルカリやヤフオクを見てると壊れている奴もそこそこ見かけるので、
少しでも不安であれば新品での購入をおすすめします。保証もついてるしね。
特に今回紹介したMG GOLDシリーズは最新のシリーズなので、新品と中古の価格差がそんなに大きくないです。
まとめ

「Marshall MG10 GOLD」のレビューでした。
MG10は「安い」「使いやすい」「ルックス」という3拍子が揃った、まさに入門用アンプの王道みたいな存在です。
バリバリ本格的に音作りをしたい人には物足りないかもしれませんが、最初の1台、あるいはサブ機として自宅練習に使う分にはコスパ最強クラスと言っていいと思います。
逆に言えば、過度な期待をして買うと「思ってたのと違う」となりやすいアンプでもあります。
自分の使い方に合っているかどうかを、このレビュー記事を読んで判断してもらえたら嬉しいです。
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