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すり合わせ?交換?ギターのフレット削れる原因と対処法はこれ

すり合わせ?交換?ギターのフレット削れる原因と対処法はこれ

こんにちは!にゃんこです。

「最近チョーキングがよくひっかかる」

「なんだか音がビビる」

なんて、悩んでいませんか?

もしかしたらそれ、『フレットが削れている』ことが原因かもしれません。

ということで今回は、ギタリストが悩みがちなフレットの削れについてお話していこうと思います!

 


フレットが削れる主な原因3つ

フレットが削れる原因はこれだ!

 

ギターを弾いている

先ほどもいいましたが、ギターを弾いたらフレットは削れるものです。

だから、自分のギターのフレットが削れているからといって、

「自分は下手なのかもしれない…」

と不安になることはありません!

フレットの消耗は、誰もが通る道なのです。

 

サビた弦でそのまま弾いている

弦がサビると、弦の表面がザラついてきます。

このザラつきがフレットを傷つけ、フレットが酷く削れる原因になっちゃうんだ。

弦はこまめに交換しようね。

 

「どんな弦に交換したら良いのかわからない!」という方は、この記事を参考にしてみてね。

 

チョーキングやビブラート

一般的に、チョーキングやビブラートをするとフレットが削れやすいといいます。

だからといって、チョーキングやビブラートをしない方がいいってわけじゃないよ(笑)

むしろ、それらの技術が上達すればするほどフレットは削れにくくなるから、フレットの削れなんてはじめは気にせずにめいっぱい練習しましょう!

 

フレットが削れたときの対処法

演奏に支障がでるほどフレットが削れてしまったとき、どう対処すればよいのかを紹介します。

 

楽器屋さん、リペアショップに相談する

フレットの削れを自分の力で対処しようとしたそこのアナタ、ちょっと待ってください。

フレットは、音程をつかさどる、いわばギターの”心臓”部分です。

へたに自分で対処しようとすると、最悪の場合、もう使い物にならなくなるかも…

というわけで、フレットの削れを感じたときには、お近くの楽器屋さんやリペアショップへ持っていくことをおすすめします。

フレットの削れ具合によって、「すり合わせ」や「フレット交換(打ち直し)」を提案してくれると思う。

 

フレットのすり合わせとは?

フレットの「すり合わせ」とは、全部のフレットを少しずつ削って、均一にする処置のことです。

この「全部のフレットを少しずつ削る」というのがポイントでして。

つまり、すり合わせは一切傷の入っていないフレットまで削らなければならない処置だということ。

後で後悔しないためにも、これは覚えておいた方がいいかもしれませんね。

 

フレットのすり合わせをする目安

削れが大きくなると、弦が「ビィィーン」と不快な音を奏ではじめます。

これは弦の「ビビり」という現象ですが、このビビりが出はじめたらすり合わせを行う必要があるかもしれません。

他にも、フレットが削れるとピッチ(音程)が合わなくなったり、チョーキングが引っかかったりします。

演奏に支障がでるほどこういう症状が目立ってきたら、楽器屋さんなどで、すり合わせの相談をしてみてください。

 

フレット交換とは?

フレット交換はフレットの”打ち直し”とも言われます。

言葉どおり、フレットをまるごと交換することです。

なんだか動画を見ているだけでハラハラしますね(笑)

一部のフレットだけを交換する、”部分交換”というのもあるようです。

 

フレット交換をする目安

フレットが削れても、実はすぐに”フレット交換”とはなりません。

まずは、”すり合わせ”なのです。

何年かに一回のすり合わせを数回繰り返したのち、打ち直しとなる。

結構高いんだなこれが。

すり合わせがだいたい1万円前後なのに対して、交換するなら2~5万円かかるらしい。

交換値段の幅が大きいのは、”部分交換”と”全部交換”で料金が変わるからなんだ。

ギターの指板材や塗装の有無でも料金が変わってくるので、まずは楽器屋さんに相談してみよう。

 

フレットを長持ちさせるには

ここまで、フレットが削れた後のお話をしてきました。

フレットのすり合わせも交換も、意外と費用がかかりますね?

そこで、できるだけフレットの削れを少なくするにはどうすれば良いのかをまとめました!

 

削れにくい弾き方を心がける

”削れにくい弾き方”とは、具体的には

  • 無駄に力を入れすぎない
  • ギター全域をまんべんなく弾く

ような弾き方です。

”力を入れすぎない”のが大事なのは、弦をフレットに押し付けたらフレットが削れることを想像したら理解できると思います。

”ギター全域をまんべんなく弾く”というのは、自分でフレットのすり合わせをしているようなものなんですね。

 

ギターを使い分ける

ギターのフレットが一切削れないようにすることは不可能に近い。

それならいっそ、たくさん削れてもいいギターを構えてしまおう、という考え方です。

チョーキングなど基礎練習は削れてもいい安いギターで、その他、曲の練習はメインギターでするという感じですね。

家に使っていない安いギターがある方は、実践してみるといいかもしれません。

 

フレットガードを利用する

フレットガードって知っていますか?

 

私は最近知ったものなんですけど、移動中にフレットがすり減るのを防げるアイテムなんだよ。

さっきも書いたとおり、フレットは”すり合わせがだいたい1万円前後なのに対して、交換するなら2~5万円”かかります。

そこを、わずか2000円足らずでフレットを長持ちさせられるなんて、お得なアイテムもあるもんです。

練習以外でフレットが削れることを防げたら、フレットの寿命もきっと延びますね。

 

フレットはピカピカにしておこう

フレットは金属でできているので、しばらくギターを弾いていると汚れてきます。

フレットがキレイだと、演奏中のピッチも安定して、フィンガリングもスムーズになるので、できるだけキレイにしておきましょう。

弦も長持ちしやすくなります。

 

フレットの削れについてのまとめ

ここまで、「フレットが削れる主な原因」「フレットが削れた時の対処法」「フレットを長持ちさせる方法」の3つをお話してきました。

普段プレイしているだけでも、フレットって結構削れていくんですよね。

フレットは消耗品なんだということが、再認識できたと思います。

狙った音を奏でるカッコいいギタリストであり続けるために、フレットの管理もしっかりしてあげましょう

にゃんこでした。またね!