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左利きの人は左利き用のギター?それとも右利き用のギターを買うのが正解?

左利きの人は左利き用のギター?それとも右利き用のギターを買うのが正解?

こんにちは、かいちょーです。

みなさんご存知ですか?

世の中には、約10%の割合で『左利き』の人が存在するらしいです。

日本においてはもう少しだけ割合が高いらしくて、およそ11%の人が左利きだそうです。

「左利きの人がギターやベースを始めるときはどうすればいいのか?」

「左利き用のギターってあるの?」

今回はそんな疑問についてお答えしていきたいと思います。

 

レフトハンドモデル(左利き用のギター)とは?

ギターには、レフトハンドモデルという左利き用のギターが存在します。

普通のギターがそのまま反転したような形ですね。

レフティと呼ばれることもあります。

 

レフトハンドモデルのメリット

レフトハンドモデルの一番のメリットは、当たり前ですが、やはり左利きの人にとって弾きやすいというところです。

やはりギタリストは目立ってナンボ。

レフトハンドモデルを使っている人は圧倒的に少ないので、スタジオやライブでもかなり目立ちます。

対バンなんかでは、名前を覚えてもらえなくても『左利き用のギターを使っている人』で覚えてもらえます(笑)

それぐらい普段見慣れない人にとってはインパクトがあるんでしょうね。

 

レフトハンドモデルのデメリット

じつはレフトハンドモデルはデメリットが目立ちます。

 

ギターの種類が少ない

まず、選べるギターの種類が少ないこと。

左利き用のギターは、ギターメーカーのラインナップの約1割〜2割程度しかラインナップされていません。

ギターの種類によってはそもそもレフトハンドモデルがないなんてことも!

また、欲しいギターの種類があったとしても好きなカラーがレフトハンドモデルにはなかったり。

レフトハンドモデルはとにかくギターの選択肢が狭まってしまいます。

最終手段として、ギターをオーダーメイドで作ってもらえば好みの形や色のレフトハンドモデルを手に入れることはできますが、結構な費用が掛かってしまうのが悩みどころですね。

 

価格が高い

残念なことに、レフトハンドモデルは普通のギターよりも少し高い価格になっていることがほとんど。

やはり左利きの人が少ない分レフトハンドモデルは売れないので、一本当たりの価格を上げないと商売として成り立たないということでしょうか。

左利きというだけでこの仕打ちはちょっと理不尽に感じますね。かなしいなあ。

 

教則本や教則DVD、TAB譜が見づらい

地味にこれがつらかったりする。

ほとんどの教則本や教則DVD、TAB譜なんかは右利きの人が見る前提で作られています。

全部が逆になるので、教則本や教則DVDの内容をいちいち左利き用に脳内で変換しながら練習しなければならなくなります。

これらを左利き用のギターで練習しようとするとけっこう頭がパニックになりますよ。

 

じゃあ左利きの人はどうすればいいの?解決策は?

左利きの人は楽器業界において厳しい環境にさらされていることはおわかりになったと思います。

じゃあどうすればいいのか?

ここではいくつかの解決策を紹介します。

 

そのままレフトハンドモデルを使う

逆に考えましょう。

「左利きの人だけがレフトハンドモデルを弾くことができるんだ!」という思考に至ればすべて解決。

左利きであることにプライドを持ち、レフトハンドモデルで演奏する。

ライブでも目立つこと間違いなし!

また、やはりピッキングするほうの手が利き手というのは、演奏時の表現力やニュアンスの出せるパフォーマンスが高いと考えられます。

え?欲しいギターにレフティがない?

だったらもうオーダーメイドで作ってしまえばいいんですよ。

そうすればレフトハンドモデルは種類が少ないという問題も解決です。(まあお金はかかるけど。。。)

 

右利き用の普通のギターに慣れる

左利きのギタリストでも、普通に右利き用のギターを使用している例は多いです。

普通のギターに慣れてしまえば、ギターの選択肢はメチャクチャ増えます。

左利きの人にとっては一番大変な解決方法かもしれませんが、一番効果的な解決方法でもありますね。

思い切って右利き用のギターで始めてみるのもあり。

あれ?意外に普通のギターでも弾けるかも?って思ったらそのまま使ってしまえばいいんですよ。

また、ギタリストが数人集まれば、高確率でお互いのギターを弾き比べるというイベントが発生します。

この時に自分だけがレフトハンドモデルを使っていたら他の人のギターを思い通りに弾けないなんて場面に出くわして悔しい重いをすることがあるかも。(この場合、相手もレフトハンドモデルを弾けないことが多い)

 

普通のギターを左利き用に改造する

たまに左利き用のギターを右利きの人が使えるように改造している人を見かけたりします。

それの逆バージョンですね。

物理的には可能ですが、改造に結構な費用が掛かってしまうのが難点です。

改造するにしても、ギターを何本も持っていたら全部を改造するのは大変ですし、あまり現実的な解決策とは言えないかも。

 

どっちでも弾けるように練習しまくる

普通のギターも弾けるし、レフトハンドモデルも弾けるぜ!っていう状態に持っていくのが最強の解決方法。

どっちでも弾けるなんて最高にカッコよくてクールでしょう。

これこそ、まさに本当の意味で弾くギターを選ばないギタリストですね(笑)

私の周りにはいませんが、おそらく世の中には両方弾けるぜ!って人もいると思います。

これができたら素直にカッコいいですよね。

 

右利きでも左利きでもギターやベースの難易度は変わらない

楽器を始めたばかりの頃を思い出してみてください。

利き腕など関係なしに思い通りに手や指は動かなかったはずです。

右利きと左利き、どちらの利き腕が有利ということはないと思います。

つまり、『慣れ』による部分が楽器の演奏においては重要だと考えます。

だから左利きの人でも、右利き用のギターに慣れてしまえば普通に弾けるようになると思いますよ。

 

左利きの人のギター選びのまとめ

いかがでしたか?

じつは、私も左利きなのですが、右利き用のギターを使っています。

だって色々な種類のギターを弾いてみたいから。

右利き用のギターのほうがギターの種類がたくさんあるからです。

左利き用のギターは選択肢が少な過ぎるんですよね。。。

ヴィンテージギターのレフティなんて探すのが本当に大変ですからね。

だから私は右利き用のギターに慣れるという解決策を選びました。

まあ楽器の種類によっては、そもそも左利き用のものが存在しない楽器なんかもあります。(ピアノとか)

数が少ないとはいえ、レフトハンドモデルが販売されているだけでもじつは恵まれた環境だったりするのかもしれませんね。

今回は、

  • レフトハンドモデルを使う
  • 右利き用の普通のギターになれる
  • 普通のギターを左利き用に改造する
  • どっちのギターでも弾けるように練習しまくる

という解決策を紹介しました。

これ意外の解決策もあるかもしれません。っていうか試してみたいからあったら教えて。

左利きギタリストのみなさんも、自分なりの解決策でギターを楽しんでみてください。

それではまた。

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「ギターハック」の管理人。今までに購入したギターの本数は100本以上。主にギターに関するレビューやお役立ち情報を記事にしていきたいと思います。少しでもあなたの音楽活動の役に立てれば幸いです。趣味はギターの改造とリペア。ギター教室にも通っています。気になる記事や良いと思った記事があったらシェアしてもらえると嬉しいです♪