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【レビュー】ジャズマスターが入るFender純正のギグバッグFE1225が届いたよ。

【レビュー】ジャズマスターが入るFender純正のギグバッグFE1225が届いたよ。

こんにちは、かいちょーです。

ジャズマスターを愛用しているみなさんはどんなケースを使っていますか?

じつはジャズマスターはボディが左右非対称で大きいため、普通のソフトケースやギグバッグが使えないこと多いんですよ。

私も普段愛用しているギグケースではジャズマスターが入らずに運べなくて困っていました。

だからジャズマスターを運ぶときは毎回ハードケースで運んでいましたが・・・

とにかく重い!ということで、新しくケースを探すことに。

そしたらメッチャ良い感じのケースを見つけて買ったので、紹介したいと思います。

 

ジャズマスターが入るケースは貴重

今回、私が購入したケースはこれ。

「Fender Electric Guitar Gig Bag FE1225」です。

購入に至った理由は、

  • ジャズマスターが入るケースが欲しかった
  • 高い楽器を安全に運べるケースが欲しかった
  • Fender純正で見た目がかっこよかった

この3つがFE1225購入した理由です。

とくにジャズマスターが入るケースはほとんどないので、貴重なケースの一つ。

 

FE1225の仕様・特徴

まずは届いたFE1225の仕様について確認しておきましょう。

 

1200デニールの密度のナイロン素材

1200デニールの生地は伊達じゃない。

触っただけでとても耐久性が高そうだとわかります。

 

ケースの内装

ジップを全開にするとここまで開きます。

内装の素材はマイクロファイバー製で、手触りが良いです。

もちろんラッカー塗装のギターでも問題なく収納できますよ。

 

取り外し可能なネックポケットが付いています。

 

マジックテープで任意の場所に移動可能です。

これのおかげでネックに対する安定感がヤバい!

 

あと地味に嬉しいのがこれ!

ケースの底面部分にストラップピンが入るスペースが確保されています。

これがあるおかげで、ストラップピンが壊れたり、周辺部分の塗装が割れたりするのを防ぐことができます。

 

フロントポケットの収納スペース

ケースのフロントには大きな収納ポケットがあり、中には仕切られたポケットとIDホルダーがあります。

シールドや電源アダプターや楽譜などを入れることができます。

ただし、収納部分の厚みはそんなにはありません。

エフェクターも種類によっては収納できそうだけど、パンパンになるかも。

 

フロントには、さらに小さなポケットも付いています。

こちらはさすがに小さいので、ちょっとした書類や楽譜など厚みのない物しかは入りません。

 

ジップの部分にはフェンダーのFの文字が。

細かいところだけどかっこいい。

ジップ自体のサイズがけっこう大きいので、ケースの開け締めはスムーズにできます。

 

底面部のバンパー

地面によく当たる底面部にはバンパーが設置されています。

バンパーの素材は硬質のゴムのような素材で、なかなか頑丈そう。

これのおかげで気を使わずに地面にギターを置くことができます。

 

ヘッド側のバンパー

ヘッド側の先端にも、底面部と同じようにバンパーがついています。

ギターのヘッド部分は運搬時にもどこかにぶつけやすい部分のなので、ここが守られているのは安心感がありますね。

 

背中のパッドとストラップ

背中と触れる部分はメッシュ素材になっていて蒸れにくい構造。

クッション性も申し分なし。

 

パットの上部のジップを開けるとストラップが出てきます。

 

真っ赤な部分が背負ったときに体に触れる部分です。

このストラップも肉厚で、背負ったときの負担を軽減してくれそう。

 

実際にジャズマスターを入れてみた

実際にFE1225にジャズマスターを収納するとこんなかんじ。

ストラップを付けたままでも収納できるけど、かなりキツキツな状態になるのでストラップは外して収納したほうが良さそう。

ちなみにアームもつけたまま収納できますよ。

 

このように、ジャズマスターを収納することができました。

けっこうピッタリにケースが作られているので、運んでいる途中にケースの中でグラグラと動いたりはしなさそう。

 

FE1225の不満なところ

FE1225はよくできたケースだと思いますが、少しだけ不満なところも。

 

背負ったときのケースの高さが高い

ケースのストラップが付いている部分の関係で、背負ったときにケースの一番高い部分が自分の身長を超えます。

だいたい10〜15センチぐらい高くなります。

背の高い人は、スタジオの移動や部屋の移動のときに障害物に気をつけましょう。

もっともFE1225は頑丈なので、なにかに多少ぶつけたところで平気だとは思いますが。

 

立て掛けて置いたときに持ち手がほしい

これは不満というよりは、あったらいいなってことなんだけど、立て掛けて置いたときに持てる持ち手がほしい。

ケース横の持ち手はちょっと下の位置にあるので、腰を落として持ち手を掴むというアクションが必要になる。

欲を言えば、ケースの上部にも持ち手を付けてほしかった。

 

Fender ELECTRIC GUITAR GIG BAGシリーズ

近年発売された、このFender ELECTRIC GUITAR GIG BAGにはいくつかの型番があります。

型番の違いは製品のグレードの違いになっていて、数字の高いモデルになるほど、内装や外装がより充実した仕様になっていると考えればオッケー。

ここでは型番別に説明していきますね。

 

Fender FE405 Electric Guitar Gig Bag

FE405 Electric Guitar Gig Bagは、シリーズの中では最も価格の安いケースです。

外装は400デニールのポリエステルで、内装には5mm厚のパッドに手触りのいいベロア素材を使用しています。

ケースのフロントにはポケットがあり、ちょっとした小物や書類を入れることができます。

正直ギグバッグというよりはソフトケースに近い。

大切なギターを入れて運ぶにはちょっと不安がありますね。

その反面、軽いというメリットもあります。

でも、FE405を買うぐらいなら、もう少しお金を出して良いグレードのギグバッグを買うことをおすすめします。

 

Fender FE610 Electric Guitar Gig Bag

FE610 Electric Guitar Gig Bagは、下から2番目のグレードのケース。

これが一般的なギグバッグのイメージに近いと思います。

FE405に比べて、外装のナイロンの密度が600デニールに。

ケースの内装は10mm厚のパッドと手触りのいいマイクロファイバーになっています。

大きめのストレージポケットがケースのフロントにあり、小物やアクセサリーを収納可能です。

大切なギターを運ぶのであれば、最低限このぐらいのケースを使ってほしいところ。

 

Fender FE620 Electric Guitar Gig Bag

FE620 Electric Guitar Gig Bagは、上から2番目のグレードのケース。

FE610とはナイロンの密度は600デニールと同等ですが、ケースの内装が倍の厚みの20mmに。

また、ケース内部にネックレストが付属、ケースの持ち手がフィット感に優れた肉厚のパッド入りハンドルになっています。

このように、セミハードケースに近い作りになっています。

FE620ぐらい頑丈な造りなら、ケースとしての役割を十分に果たせると思います。

 

Fender FE1225 Electric Guitar Gig Bag

今回、私が購入したケースはこれ。

ラインナップの中では一番上のグレードのケース。

シリーズの中で最も密度の高い1200デニールのポリエステルナイロンの外装。

内装にはマイクロファイバーを張った厚さ25mmのパッド。

衝撃を吸収する外部バンパーと、調整可能な2つの保護用ネックレストを装備。

価格は高いけど、ギターの保護性能は抜群。

っていうかこれ以上安全なギグケースってあるの?っていうレベル。

大切なギターに保険を掛ける意味でも、このくらいの価格のケースを買うのはアリなんじゃないかと思います。

なにより、ジャズマスターやジャガー、レフトハンドのストラトなども持ち運ぶこともができるのが良い!

ギターの保護を考えるならFE1225がおすすめです。

 

フェンダー伝統のツイード柄もあるよ

FE610にはカラバリとしてツイード柄があります。

 

フェンダーといえばツイードのイメージ。

みんな黒いケースを使うことが多いので、ツイードを使ってたら目立つかも。

でもちょっと汚れが目立ちそうな気もする。

 

ジーンズ素材のケースもあるよ

FE620にもカラバリがあります。

 

ジーンズ素材のギターケースって初めて見ました。

使っているうちに色落ちしたりするのかな。

ジーンズ素材は数量限定らしいので、欲しい人はお早めに。

 

Fender ELECTRIC GUITAR GIG BAGのまとめ

いかがでしたか?

やはりFenderが純正で販売しているだけあって、ジャズマスターにピッタリのケースでした。

FE1225はジャズマスターやジャガーが入るケースを探している人におすすめですよ。

もちろん、それ以外の形のギターも収納することができるので、単純にカッコ良くて頑丈なケースを探している人にもおすすめ。

ちょっと高いけど、ケースは大切なギターを入れて持ち運ぶためのもの。

保険の意味でもやはりそれなりに良いものを使いたいですね。

それではまた。

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「ギターハック」の管理人。今までに購入したギターの本数は100本以上。主にギターに関するレビューやお役立ち情報を記事にしていきたいと思います。少しでもあなたの音楽活動の役に立てれば幸いです。趣味はギターの改造とリペア。ギター教室にも通っています。気になる記事や良いと思った記事があったらシェアしてもらえると嬉しいです♪