どうも、こんにちは。
今回はGibsonのレスポールカスタムについて紹介していきたいと思います。
Gibsonのレスポールといえば、やはりスタンダードが一番人気がありますよね。
もちろんスタンダードの良さもわかりますが、私はこのブラックにゴールドパーツのカスタムのほうが好きなんですよ。
このレスポールは大学生のときに入手して以来、メインギターとして活躍してくれました。
毎日のように弾いていたのでかなりボロボロの状態になってますね(笑)
私のとってもかなり思い入れのあるギターです。
Gibson Les Paul Custom(レスポールカスタム)の特徴・仕様
ギブソンのレスポールカスタムは、1954年にレスポールシリーズの最上位機種として発売されました。
ブラックカラーにゴールドのハードウェアパーツという、豪華でシックなルックスのレスポールです。
当時「タキシードに似合うギター」を目指して開発されたと言われています。
また、豪華なルックスからくる所有感もハンパないギターです!
ヘッドのスプリット・ダイヤモンド・インレイ
レスポールカスタムはレスポールファミリーの中では最もグレードの高いレスポール。
そのため、ギブソンの最上機種の証としてヘッドの表面にスプリット・ダイヤモンド・インレイが埋め込まれています。
真っ黒なエボニー指板
レスポールカスタムは指板材にエボニー材が使われています。
ローズウッドに比べて、目が詰まってて、黒くてツルツルとした触り心地が特徴。
多層バインディング
ヘッドとボディに多層構造のバインディングが施されています。
これもレスポールカスタムの大きな特徴の一つ。
レスポールスタンダードとの違いですね。
ゴージャズなゴールドパーツ
ブラックとゴールドの組み合わせはカッコ良すぎる。
このヤンキー感がたまらない。
最上位機種感があって大好きな部分です。
ブラックビューティーとは?
レスポールカスタムは「ブラックビューティー」という愛称で呼ばれることがあります。
これには主に2つの意味があります。
生産中止前のレスポールカスタムを指す場合
1958年から1960年までに生産されたオールマホガニーボディのレスポールカスタムを「ブラックビューティー」と呼びます。
1968年以降に再生産されたレスポールカスタムはメイプルトップにマホガニーバックというボディ材に変更されました。
そのため、再生産以降のレスポールカスタムはブラックビューティーとは言えないという意見もあります。
ちなみに、私はオールマホガニーボディのレスポールカスタムも所有しています。
そちらのレビュー記事はこちら↓
黒いレスポールカスタム全般を指す場合
生産された年代や木材、メーカーを問わず、黒いレスポールカスタム全般を「ブラックビューティー」と呼ぶことが多いです。
最近ではこちらの考え方が一般的になっているかも。
レギュラーラインで生産中止になっている
2004年の製造を最後に、レスポールカスタムはギブソンのレギュラーラインのラインナップから消えています。
それ以降のレスポールカスタムはすべてカスタムショップ製になります。
そのため、新品・中古問わずにレスポールカスタムの価格は高くなりました。
指板材の変更について
木材の供給事情で、2014年以降に製造されたレスポールカスタムの指板材にエボニー材が使われなくなりました。
そしてエボニー材の代わりに、リッチライトという指板材が採用されました。
このリッチライトは木材ではなく、樹脂からできていて品質が安定しているのが特徴です。
しかし、このリッチライトの評判はあまりよくありませんでした。
そのため、エボニー材が使われたレスポールカスタムは中古市場でも人気が高いです。
1998年製 Gibson Les Paul Custom(レスポールカスタム)
このレスポールは大学生のときにメインギターとして使っていました。
どうしてもギブソンのレスポールカスタムが欲しくて、でも高いから中古で安くて良いやつないかな〜?って毎日のように探していました。
当時、中野にあったギターハウスというお店でたまたま見つけて購入しました。
1998年製なので、メイプルトップにマホガニーバックのボディ。
レギュラーラインのレスポールカスタムになります。
ちなみにカスタムを入手する前に、じつはヒスコレのレスポールカスタムも入手していました。
ただ、ヒスコレのカスタムは重量が重すぎてあまり使わなかったんですよね。
たしかに、レスポールカスタムは重量が重めの個体が多いのですが・・・ヒスコレのカスタムは重すぎました。
しかし、このレギュラーラインのレスポールカスタムは3.9kgとやや軽めの個体だったので取り回しが良かったです。
軽さのおかげで、このカスタムは毎日のように弾いていたのでかなりボロボロの状態になってしまいました。
ヴィンテージギターほどではないですが、なかなか貫禄のあるルックスになってますよ。
とくにボディ裏は木材が見えるくらいに塗装が剥がれてしまっています。
ペグをロック式に交換
ペグはグローバーのロック式に交換しました。
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おかげでチューニングはメッチャ安定しています。弦交換も楽です。
ピックアップを交換
ピックアップは色々な種類を試しました。
最終的に、フロントはSeymour DuncanのSH-2に、リアもSeymour DuncanのSH-4nで落ち着きました。
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この組み合わせはレスポールカスタムと相性が良いですね。オールマイティに使えます。
やっぱり私はダンカンのピックアップが好みです。
コントロールノブを交換
完全に見た目の問題ですが、ボリュームとトーンのノブを交換しました。
純正のままだとスピードノブですが、このソンブレロノブが最高にかっこいい。
1968年〜1969年頃のレスポールカスタムのルックスが好きな人におすすめのパーツですね。
トグルスイッチノブを交換
トグルスイッチのノブも交換しました。
黒やアイボリーが一般的だと思いますが、私のレスポールカスタムにはブラスの削り出しのキャップを取り付けています。
ちょっと人とは違うカスタムが良い人にはこれ。
値段も安いし、意外に雰囲気が変わりますよ。
Gibson Les Paul Custom(レスポールカスタム)のまとめ
いかがでしたか?
今回はGibsonのレスポールカスタムを紹介しました。
まさに黒くてカッコイイギターの代名詞的存在のギターですね。
パンクロックやハードロック、V系バンドのギターなど、様々なタイプのギタリストにも使われている名機。
ちょっと重量が重いギターかもしれませんが、ぜひ一度この所有感を味わってもらいたいですね。
最近は軽いギターが好きになってしまったので全然弾いてないですねー
ひさしぶりにライブでも使ってあげたいと思います。
それではまた!
Epiphone製のレスポールカスタムのレビュー記事はこちら↓
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