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【レビュー】Squier J Mascis Jazzmasterはかなり使えるジャズマスターだと思う。

【レビュー】Squier J Mascis Jazzmasterはかなり使えるジャズマスターだと思う。

こんにちは、かいちょーです。

今回紹介するのはスクワイヤーから販売されている、ダイナソーJrの変態ギタリスト・Jマスシスモデルのジャズマスター。

クリームカラーにゴールドアノダイズド・ピックガードが超かっこいいです。

このジャズマスター、じつはジャズマスター愛好家の中で密かに人気のあるモデルなんですよ。

 

J Mascis Jazzmasterの仕様・特徴

まずは、Jマスシスモデルのジャズマスターの基本的なスペックについても紹介しておきますね。

ネック

普通のジャズマスターはメイプル材のネックで指板材はローズでロングスケールの21フレット。

Jマスシスモデルも全く同じ仕様となっています。

ネックの握りは普通からやや細めぐらいかな?

少なくとも握った瞬間に太いと思う人はいないはず。

 

ヘッドの裏に本人のサインがあるのが最大の特徴。

 

ネックの仕上げはツヤツヤのテカテカではなく、半ツヤみたいな仕上げになっています。

完全なツヤ消しではないですが、サラサラで弾きやすいネックになっています。

 

アノダイズド・ピックガード

金色に輝くピックガードが目立ちますよね。

これは、アノダイズド・ピックガードと呼ばれるものです。

1950年代のフェンダーの一部の機種に採用されていたピックガードです。

Jマスシスモデルにはこのアノダイズド・ピックガードが採用されています。

一説にはノイズが減ると言われていますがどうなんでしょうね。

 

ボディ材

ボディにはバスウッドが使われています。

ジャズマスターは普通アルダーが使われるのですが、おそらく軽量化とコストダウンのためにバスウッドが採用されたのでしょう。

ボディのサイズが大きいジャズマスターは、個体によっては結構な重量になるものもあります。

そういった意味では、バスウッドを採用したのは間違いではないでしょう。

 

J Mascis Jazzmasterなぜ人気があるのか?

ジャズマスターって、結構弱点が多いギターなんですよ。

弦のテンションが弱くて弦落ちしたり、すぐにビビりが発生したり。。。

だからジャズマスターを愛用しているギタリストは、自分の演奏スタイルに合わせて色々な改造を施すわけです。

しかし、このJマスシスモデルは本人が施している改造が最初からされています。

このため、買ってからすぐに弾きまくれます。

ジャズマスター特有のお悩みとは無縁のジャズマスターなのが人気の理由かと。

 

最初から弦落ち対策がされている

このJマスシスモデルは、ジャズマスターの最大の欠点である弦落ち対策が最初からされています。

普通のジャズマスターだと、弦落ち対策のために

  • ブリッジをレスポールと同じタイプのTOMに交換
  • ムスタングのサドルに交換
  • バズストップバーを取り付け

以上のような改造をしていることが多いですね。

Jマスシスモデルは、レスポールと同じTOMタイプのブリッジになっているので、細かい調整をする必要もなくガシガシ弾くことができます。

ジャズマスターにありがちなビビリ(バズ)も全く気にならないです。

 

ピックアップの出力が高めでパワーがある

見た目はジャズマスターのピックアップですが、ポールピースの部分をよ〜く見てください。

マイナスドライバーでまわせるタイプのネジみたいになってますよね?

このように、ジャズマスターのピックアップの見た目ながら、実際にはP-90タイプのピックアップが搭載されています。

そのため、普通のジャズマスターよりもパワーがあり、よく歪む。

色々なジャンルや演奏スタイルに対応できるジャズマスターに仕上がっていますよ。

普通のジャズマスターよりも気持ち太めのサウンドキャラクターかな。

もちろん、音作り次第でジャズマスターらしい音もちゃんと出せますよ。

 

ジャンボフレットを採用してるから弾きやすい

フレットがジャンボタイプなので弦が押さえやすい。

ネックのシェイプもいわゆるモダンなタイプのネックに仕上がっていて、万人に弾きやすいタイプのネックだと思います。

とにかく弾きやすい。

 

見た目が普通のジャズマスター

また、アーティストモデルといっても見た目は普通のジャズマスターなので気軽に使えるのも良いところですね。

いかにもアーティストモデルってかんじだと使いにくいですからね。

 

なんといっても安い

Jマスシスモデルは安い。

 

ジャズマスターは日本製のフェンダーのモデルでも結構お高いギターだったりする。

 

USA製だとさらに倍ぐらいの値段がする。

 

ここからさらに改造していくことも考えたら、SquierブランドのこのJマスシスモデルがかなりコスパが良いことがわかる。

 

安くて良いかんじの使えるJazzmasterを探している人はぜひ。

Squierだからといって甘くみてると本当にビックリしますよ。

こいつはメッチャ良いギターです!

 

ジャズマスターはケースに注意!

これはJマスシスモデルに限った話じゃないけど、ジャズマスターは、とにかくデカイ。

なぜなら、左右非対称のオフセットボディでロングスケールだから。

そのためジャズマスターに使えるギターケースはかなり限られます。

ケースを買うときは注意が必要です。

私が使っているケースについてのレビュー記事があるので、ケースを買う前に一度読んでみてね。

 

J Mascis Jazzmaster のまとめ

いかがでしたか?

Jマスシスモデルのジャズマスターをレビューしました。

とにかく安くて使えるジャズマスターといえばコイツってかんじです。

しかも超カッコイイ。

アーティストモデルってわかりにくいところもグッド。

そういうところはクラプトンモデルに通ずるところがあります。

ヘッドのロゴがFenderじゃなくてSquierなところに抵抗がある人もいるかもしれませんけど、そんなことが気にならないぐらい良いジャズマスターですよ。

ぜひ、一度弾いてみてもらいたいですね。

それではまた。

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「ギターハック」の管理人。今までに購入したギターの本数は100本以上。主にギターに関するレビューやお役立ち情報を記事にしていきたいと思います。少しでもあなたの音楽活動の役に立てれば幸いです。趣味はギターの改造とリペア。ギター教室にも通っています。気になる記事や良いと思った記事があったらシェアしてもらえると嬉しいです♪