【レビュー】レースセンサー搭載のストラトキャスター Fender JAPAN ST54-77LS

【レビュー】レースセンサー搭載のストラトキャスター Fender JAPAN ST54-77LS

こんにちは、かいちょーです。

今回紹介するギターは、フェンダージャパンから発売されていたST54-77LSという型番のストラトキャスター。

わかる人はわかると思いますが、Fender USAから発売されていたエリック・クラプトンモデルのギターにそっくりなんです。

まさにフェンダージャパン版のクラプトンモデルといったストラトなんですよ。

 

Fender USAのクラプトンモデルとの違い

ST54-77LSは、よくFender USAのクラプトンモデルと比較されます。

でも、じつは結構違いがあります。

その違いについて説明していきますね。

 

ミッドブースターの出力が違う

  • USA製は25dbまでブースト可能
  • JAPAN製は15dbまでブースト可能

このように、フェンダージャパンのギターに搭載されているミッドブースターのほうが出力が低いです。

なぜここで差別化されているのかはわかりませんが、ブースターの回路自体もUSAとJAPANでは別物のような気がします。(要検証)

 

電装系が違う

USA製はCTSポットにスイッチクラフト製のジャックが標準装備ですが、JAPAN製は国産のポットとジャックが使用されています。

 

ネックシェイプが違う

クラプトンモデルはネックのシェイプが極端に薄いVシェイプということで有名です。

ST54-77LSは、けっこう太めのネックになっています。

 

トレモロブロックに木片が挟まれていない

本家USAのクラプトンモデルは、本人がアームを使わないためトレモロブロックに木片が挟まっています。

おそらく目的はチューニングの狂いを最小限に抑えることと、狙ったサウンドを出すためだと思います。

また、バッテリーを載せる位置が違います。

 

本家USAのクラプトンモデルは、トレモロブロックのすぐ横にバッテリーが挟まっていますが、ST54-77LSはボディの背面にバッテリーを入れるスペースがザグられています。

バッテリーの交換にはドライバーが必要です。

 


ST54-77LSとST54-95LSの違い

同じフェンダージャパンのモデルなので、よく一緒だと思われていますが、じつは細かいところで微妙に違いがあります。

 

フレットの数が違う

ST54-77LSは21フレットしかありませんが、ST54-95LSのほうは22フレット仕様になっています。

よりクラプトンモデルに近いのはST54-95LSですね。

 

ネックのシェイプが違う

ST54-95LSのネックシェイプはVシェイプなので、本家USAのクラプトンモデルに近いです。

また、ネックの塗装がサラサラのサテンフィニッシュなので、このあたりも本家の仕様に近い。

 

ST54-77LSのレビュー

前置きが長くなりましたが、ST54-77LSのレビューをしていきたいと思います。

 

レースセンサーピックアップ搭載

本機の最大の特徴は、やはりレースセンサーピックアップが搭載されたストラトということでしょう。

 

レースセンサーピックアップはかなり見た目が特徴的。

ポールピースがまったく見えないデザインになっています。

初めて見たときはのっぺらぼうみたいなストラトだなーって感想でした。

レースセンサーピックアップは何種類かあるのですが、本機にはレースセンサーゴールドが搭載されています。

 

レースセンサー・ゴールドが一番普通のストラトサウンド。

他にもカラーによってサウンド・キャラクターが違う。

 

また、よくある誤解ですが、レースセンサーピックアップはアクティブ・ピックアップではありません。

パッシブ・ピックアップなので電池がなくてもちゃんと音が出ますよ。

 

この誤解の原因は、クラプトンモデルなどのミッドブースター回路が搭載されているギターと一緒に使われていたことが原因かと。

ミッドブースター回路は電池が必要なので、電池が無くなると音が出ません。

そのため、電池が切れた→音がでない→アクティブ・ピックアップだ というふうに思われがちなのでしょう。

ミッドブースター回路の電池は、シールドを挿しっぱなしにしているだけで電池を消耗するので、弾かないときはシールドを抜いてやれば電池が長持ちしますよ。

レースセンサー自体は、肝心のサウンドもノイズレスで素晴らしいピックアップだと思います。

見た目さえ気に入れば最高のピックアップの一つでではないでしょうか。

 

ミッドブースターが便利

ミッドブースターのおかげで、普通のストラトでは出せないサウンドが出せます。

かなり汎用性の高いストラトに仕上がってます。

先述したとおり、ミッドブースター回路には電池が必要なので定期的に電池交換が必要です。

 

ST54-77LSのまとめ

結論から言うと、ST54-95LSのほうが本家の仕様に近い。

 

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USA製のクラプトンモデルが欲しいけど、USAはちょっと高くて買えない。。。

そんな人はST54-95LSを狙ってみるといいかも。

ST54-77LSは、あくまでレースセンサーとミッドブースターを搭載した54年モデルのストラトってかんじです。

Vシェイプのネックの握りはちょっと合わない。。。

そんな人はST54-77LSでOKかと。

カラーバリエーションもこっちのほうがちょっと多い。

いずれも既に生産が完了しているので、中古でしか入手できません。

中古市場ではST54-77LSのほうが若干安いですね。(状態次第だけど1〜2万円ぐらい違う)

レースセンサー搭載のストラトが気になっている人は、ぜひ探してみてください。

もしくは手持ちのストラトにレースセンサーを載せてみてもいいかも。

それではまた!

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「ギターハック」の管理人。今までに購入したギターの本数は100本以上。主にギターに関するレビューやお役立ち情報を記事にしていきたいと思います。少しでもあなたの音楽活動の役に立てれば幸いです。趣味はギターの改造とリペア。ギター教室にも通っています。気になる記事や良いと思った記事があったらシェアしてもらえると嬉しいです♪