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【レビュー】BOSSのラインセレクター LS-2の使い方、使用例を4つ紹介するよ

【レビュー】BOSSのラインセレクター LS-2の使い方、使用例を4つ紹介するよ

こんにちは!にゃんこです。

BOSSの定番ラインセレクターのLS-2。

ラインセレクターの中では、かなり多機能で使いやすいので、BOSSの中でもかなりのロングセラー商品なんです。

単なるABボックスとしてだけでなく、複数のエフェクターのON・OFFを一回で切り替えたり、ブレンダーとして使えたりする優れものなんですよ。

ということで、今回はLS-2の便利な使い方を4つ紹介しちゃいます!

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LS-2の特徴

BOSSのラインセレクター、LS-2の最大の特徴は、Aのセンドリターン、Bのセンドリターンそれぞれのボリュームを調節することができる点。

この機能が他のラインセレクターとの大きな違いなんですよ。

たとえば、Aをバッキング用にして、Bをソロやリフ用の音にして音量を少しだけ上げておく、みたいな使い方も可能。

こんなに細かい音量調節ができるラインセレクターは、LS-2だけかも?

 

LS-2の使用例・使い方

①2種類の歪みを切り替える

ラインセレクター定番の使い方ですね。

LS-2を使えば、2種類エフェクターを一瞬で切り替えることができます。

 

LS-2のMODEを画像のように”A→B→BYPASS”モードにします。

ちなみに、バイパスとは、エフェクターを通らず「アンプそのままの音が出る」という意味。

例えばAにオーバードライブ、Bにディストーションをつないでアンプをクリーンにすると、

  • オーバードライブ
  • ディストーション
  • クリーン

の3つを切り替えることができます。

もちろん”A→B”モードにすれば、

  • オーバードライブ
  • ディストーション

の2つの歪みだけ切り替えることも可能。

 

もちろん空間系と歪みエフェクターを使い分けることもできます。

先程ディストーション/オーバードライブと繋いでいたのを、例えばコーラス/オーバードライブとしたらどうでしょう。

ラインセレクターが無ければ、オーバードライブからコーラスに切り替えるときに

  • ①オーバードライブを消す
  • ②コーラスをつける

という2つの作業が必要でしたが、ラインセレクターがあればひと踏みするだけで、この2つのことができます。

 

モードはさっきと同じ、”A→B”モードのままでOK。

Aメロはコーラスを聞かせたクリーントーンで、Bメロは歪みサウンドみたいな切り替えが一発でできます。

 

②2つのエフェクターをミックスする

MODEは画像のように”A+B MIX→BYPASS”モードを使います。

いわゆる「ブレンダー」として使う方法。

例えばAにオーバードライブ、Bにディストーションなどの歪み同士をミックスすることができます。

ただ直列に繋いでONにしたときとは違った歪み方になります。

歪み系とコーラスなどをミックスさせても面白い効果が得られるよ。

もしエフェクターをいくつも持っているなら、色々な組み合わせを考えて試してみると面白いかも。

 

③ミキサー・ブースターとして使う

LS-2は、緑と赤のツマミでAとBのレベルを別々に調節できます。

そのため、意外と知られていませんが、何も繋げず使用すると音質にほぼ影響を与えずに出力音量の調整とセレクトができる!

ソロとバッキングの音量を変えたいときや、真空管アンプの歪ませ方を調整する際に威力を発揮します。

 

例えば、A→B→BYPASSモードで、A、B の音量をそれぞれ変えておけば、バイパスを併せて3段階の音量を選べたりも出来ますね。

LS-2で音量調整が細かくできるから、新たにブースターを買う必要もなくなってお財布にやさしい!

 

④アンプを切り替える

複数のアンプを使い分けたい人向けの使い方です。

 

例えば、”OUTPUT SELECT”モードにし、A・B・BYPASSにそれぞれアンプを繋ぎます。

”OUTPUT SELECT”モードは、ペダルを踏むたびに出力がセンドA/センドB/OUTPUTの順に切り替わるので、ペダルを踏むたびに

  • Aはフェンダーのアンプでクリーン
  • Bはボックスのアンプでクランチ
  • BYPASSはマーシャルのアンプでディストーション

といった使い方ができます。

なかなか贅沢な使い方なので、実際にやってる人は少ない使い方かも?

 

LS-2にパッチケーブルはいくつ必要?

繋ぎ方にもよると思いますが、パッチケーブルの本数や長さは、あらかじめ考えておいたほうがいいと思います。

ボードのレイアウト次第では、思った以上に長いパッチケーブルが必要になる場合も。

A・Bそれぞれのセンドリターンに1個ずつエフェクターを繋ぐな場合、最低でも4本は必要になります。

エフェクターボードにきっちり収めようとするのであれば、プラグの形もLS型かLL型かも考えたほうがよさそう。

 

 

 

 

 

BOSS LS-2のまとめ

BOSSのラインセレクター、LS-2の使い方を紹介しました

あまり派手ではない、地味なエフェクターですが本当に色々な使い方があるのがわかってもらえたでしょうか?

最近はスイッチャーが流行っているので、ラインセレクターを使っている人は減った気がしますが、まだまだ色んな場面で活躍できるエフェクターだと思います。

にゃんこでした。またね!

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