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【レビュー】Squier FSR Classic Vibe Mustang は弾きやすいムスタング。初心者にもオススメだよ!

【レビュー】Squier FSR Classic Vibe Mustang は弾きやすいムスタング。初心者にもオススメだよ!

こんにちは、かいちょーです。

今回紹介するギターはSquier(スクワイヤー)のムスタングです。

このムスタングは2012年にFSR(ファクトリー・スペシャル・ラン)として限定生産されたものです。

クラシックバイブシリーズとしての発売だったので、とても完成度が高いんですよね。

ちなみに現在もカラーは違いますが、クラシックバイブからムスタングは販売されています。

 

実売価格が5万円程度なので、フェンダージャパンの中古のムスタングとどっちを買おうか悩んでいる人も多いんじゃないでしょうか?

フェンダージャパンのムスタングも良いですが、スクワイヤーのムスタングも良いですよ。

今回はスクワイヤーのムスタングのレビューをしていきたいと思います。

 

Squier Classic Vibe Mustang の仕様

スクワイヤーのムスタングは、基本的に60年代のムスタングをベースに作られています。

 

フェンダージャパンでいうところの、MIJ Traditional ’60s Mustang(MG-65)に当たるモデルですね。

ちなみにMIJ Traditional ’70s Mustang(MG-69)との違いは、ボディのコンター加工、ペグの種類、ボディ材になります。

 

ボディコンターが欲しい人はこっちを選びましょう。

 

スクワイヤーのムスタングはボディコンターなし、バスウッドのボディ、クルーソンペグの仕様になります。

ヴィンテージの再現・復刻という意味ではフェンダージャパンのムスタングのほうが断然クオリティが高いですね。

しかし、ギターとしての弾きやすさ、使いやすさという点ではスクワイヤーのムスタングも負けてないですよ。

 

とにかくネックが弾きやすい!

まず、このムスタングを持ってみて驚くのはネックの握り込みやすさだと思います。

とにかくムチャクチャ弾きやすいです!!

この点はフェンダージャパンのムスタングよりも個人的には好みでした。

9.5インチラジアスのフラットな指板とミディアムジャンボフレットの組み合わせのおかげだと思います。

チョーキングをしたときにハイフレットで音づまりすることもないし、ジャンボフレットのおかげで軽いタッチで音が出ます。

フェンダージャパンのムスタングは指板のRがきつめで、ヴィンテージタイプのスモールフレットなので、最近のギターに弾き慣れた人には少し弾きづらいかもしれませんね。

このあたりは個人の好みの問題になってくるので、ぜひ一度弾き比べてもらいたいところ。

ムスタングは24インチのショートスケールなので、女性や子どもなど、手の小さな人にはとても弾きやすいと思います。

逆に手が大きな人にはハイフレットあたりが少し弾きづらいかもしれませんね。

ちなみに、このムスタングはローズ指板ですが、現行品の指板はインディアンローレルという材が使われています。

パッと見たかんじではローズ指板と見た目は変わらないですが、音的にはどうなんでしょうね?

 

スライドスイッチが改良されている

ムスタングはピックアップの切り替えにスライドスイッチが採用されているのですが、このスクワイヤーのムスタングはスライドスイッチの高さが低く抑えられています。

しかも少し丸みも加えられています。

フェンダージャパンのムスタングに比べてわずか数ミリの差なのですが、このおかげで演奏性が高くなっています。

このスイッチの背が高いと、ストロークの際に手に当たって痛かったりします。

ムスタング使いにとってはスライドスイッチの背をカットしたり、固定してるネジにナットを噛まして背を低くするなどの定番の改造が最初からされている状態なのです。

これは地味に実用的な改良点なんですよね。

 

アームの角度がいい感じ!


ムスタングは年代によってアームの角度が結構違います。

このスクワイヤーのムスタングがいつ頃のアームの角度を元にしているかはわかりませんが、アームの角度がメチャクチャ使いやすい!

 

アームの締め込み具合を手で調整できるネジも付いています。

フェンダージャパンのムスタングだとレンチがないと調整できないんですよね。

こういうところ地味に嬉しいアップデートですね。

 

Squier FSR Classic Vibe Mustang のまとめ

いかがでしたか?

簡単に言ってしまえば、コスパ最高!!

ムスタングを買うときに、フェンダージャパンを買うか、スクワイヤーを買うか悩んでしまうと思いますが、このレビューが参考材料の一つになれば幸いです。

中古ならフェンダージャパンのムスタングは実売5万円程度。

中古のスクワイヤーなら実売3万円程度で入手可能です。新品でも5万円ぐらい。

じつに悩ましい価格帯ですよね。

一番良いのは両方買うことですけど(笑)

できるだけ安く、良いムスタングを探している人や、新品でないと嫌だ!という人には、スクワイヤーのムスタングがオススメだと思いますよ。

それではまた。

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「ギターハック」の管理人。今までに購入したギターの本数は100本以上。主にギターに関するレビューやお役立ち情報を記事にしていきたいと思います。少しでもあなたの音楽活動の役に立てれば幸いです。趣味はギターの改造とリペア。ギター教室にも通っています。気になる記事や良いと思った記事があったらシェアしてもらえると嬉しいです♪