こんにちは！
今日はちょっとめずらしいエフェクターを紹介したいと思います。
それはリプレイスメント・ピックアップで有名なメーカー、セイモアダンカンのエフェクター「SFX-01 Pickup Booster（ピックアップブースター）」です。
「え？セイモアダンカンってエフェクターも作ってたの？」
って思った人もいるでしょう。
そうです、じつはピックアップ以外にも結構な数のエフェクターを作っていたんですよ。
まあ確かに楽器屋さんでもあまりダンカン製のエフェクターは見かけませんからね。
その中でも、このピックアップブースターはSeymour Duncan製エフェクターの中では最も有名な機種ではないでしょうか？
2002年に発売されたエフェクターで、私が持っているこの赤い筐体は発売当時の物です。
2019年現在でも、継続して販売されていますが、筐体のデザインとカラーが変わっています。
現行品のデザインのほうが洗練されていてオシャレですね。
高級ハンドメイドエフェクターみたいな見た目してます。
旧型も昔の国産エフェクターみたいにレトロな趣がありますが（笑）
このピックアップブースターは、特にプレミアが付いているというわけでもないので、旧型が欲しい人は中古で探せば安く入手可能です。
ということで、今回はこのセイモアダンカンのピックアップブースターについて紹介していきたいと思います。
どんなブースターなの？機能は？
SFX-01 Pickup Boosterは、レゾナンスピークを変化させることのできるブースターです。
簡単にいうと、味付けの変えられるブースターってかんじです。
この本体に付いているスイッチでレゾナンスピークを変化させます。
- 0のときは普通のクリーンブースター
- 1のときはハムバッカー（Seymour DuncanのSH-1をイメージしたサウンド）
- 2のときはハイアウトプットハムバッカー（Seymour DuncanのSH-6をイメージしたサウンド）
以上のようにサウンドを変化させることができます。
これ、使ってみるとわかるんですけど、シングルコイルのギターと非常に相性が良いです。
自分もシングルコイルのギターをよく使うので、「ここだけハムバッカーの音が欲しいな～」ってときに重宝してます。
ここはもう少し音に厚みが欲しい、ズンズン響かせたいとき、ピックアップにもっとパワーを持たせたいときなんかにメッチャ使えます。
MXRのマイクロアンプみたいに、バッファーとしても使ったりもできますよ。
シングルコイルのギターだけでなく、もちろんハムバッカーのギターでも使えます。
ブースターの基本性能は、6db～25dbまでブーストさせることができます。
まあ25dbまでブーストさせることなんてないと思うけど（笑）
できることの幅が大きいことは良いことです。
スイッチにはトゥルーバイパス仕様になっています。
カチッと音とが鳴る、踏んだかんじがしっかりあるタイプのスイッチです。
背面もシンプルなデザイン。
電池でもACアダプターでも駆動可能です。
筐体には傾斜がつけられていて、床に置いたときにちょうどスイッチが押しやすい角度になるように設計されています。
こういうのって結構大事なんですよね。
SFX-01 Pickup Booster（ピックアップブースター）のまとめ
いかがでしたか？
ちょっと違ったブースターを探している人や、もっと音に厚みを出したい人にオススメのブースターです。
シングルコイルのギターをメインで使っている人にもオススメです。
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / Seymour Duncan Pickup Booster – Limited
ちなみに、現在は期間数量限定で「Seymour Duncan Pickup Booster™ -Limited」という限定品が発売されています。
黒いボディがカッコイイですね。
興味がある人はそちらもチェックしてみてくださいね。
それではまた！
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