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【レビュー】80年代の歪みサウンドならこれ!M104 MXR Distortion+【現行品】

【レビュー】80年代の歪みサウンドならこれ!M104 MXR Distortion+【現行品】

こんにちは!

今回紹介するペダルは、MXRのM104 DISTORTION+(ディストーションプラス)です。

楽器屋さんのエフェクターコーナーにも必ずといってもいいぐらい売られている、定番のディストージョンペダルです。

しかもディストーションペダルとしては、かなり初期の段階から販売されている歴史のあるペダル。

ランディー・ローズが愛用していたことでも有名なペダルですよね。

今回は、このディストーション+を紹介していきたいと思います。

 

M104 Distortion+ の見た目・外観

黄色い筐体で、まさに歪み系ってかんじの見た目。

また、MXRのエフェクターはコンパクトなサイズ感で、BOSSのエフェクターよりも一回り小さいです。

エフェクターボードのスペースも有効利用できそうな大きさ。

ツマミも『OUTPUT』『DISTORTION』の2種類しかないので、操作感はとてもシンプル。

あまり音作りに迷うタイプのエフェクターではないですね。

 

ボディのサイドにアダプタージャックが付いています。

これは現行品なのでセンターマイナスのDCジャックがついてますが、古いものだとセンタープラスのジャックになっていることがあるので注意が必要。

ヴィンテージ物になってくると、そもそもジャック自体がないです。

 

筐体の裏はこんなかんじ。

四隅のネジを外すと基盤と電池が出てきます。

電池を交換するにはドライバーが必要になります。

 

M104 Distortion+ のサウンド

ディストーション+のサウンドは、ハイの効いたジャリっとした歪みが特徴。

低音がズンズン鳴るような現代的なディストーションサウンドではないです。

また、単体ではそれほぼ深くは歪まず、ブースター的な使い方がオススメです。

とくに真空管アンプとの相性が良く、アンプの歪みにさらに歪みをプラスしていくようなイメージ。

 

M104 Distortion+ のおすすめセッティングと使い方

このペダルに関しては、この設定がベスト!みたいな設定がないんですよね。

というのも、とにかく機材の相性によって音が凄く変化するエフェクターなんですよ。

基本的な使い方は、アンプの歪みやメインの歪みペダルに対して、もっと歪みを深くかけたいときに踏んであげるかんじ。

個人的には、単体で使うのはちょっと・・・ってかんじですかね。あまりオススメはできないです。

とくにスタジオのJCなんかを歪ませると音が硬すぎるんですよねー

ディストーションつまみを全開まで回して使えば、ファズのように使えなくもない・・・

でも、ファズのように使うのであればビッグマフとかを使ったほうが幸せになれるし。

 

 

うーん、難しい。

やっぱりこいつは歪みペダルや真空管アンプの歪みにチョイ足ししてあげる使い方がベターだと思います。

 

M104 Distortion+ の注意点

ディストーション+は、単体で使うよりもアンプの歪みや組み合わせて使うべし!

また、他にもいくつかの注意点があるので読んでおいてください。

 

音量が小さい問題

このペダル、なぜか音量が小さい。

なぜかONとOFFのときの音量差がけっこうあるんですよね。

環境にもよるのでしょうが、ほかの歪みペダルと同じような設定で使うと音量が足りない!といった場面が何度かありました。

このペダルを導入する場合は、前後に繋げているエフェクターやアンプの設定をトータルで、見直してあげる必要があります。

たぶん、OUTPUTの出力が弱いのかもしれません。

 

JC-120と組み合わせてはいけない

スタジオによくあるJC-120との相性はぶっちゃけ最悪。

このペダルは真空管アンプと組み合わせて使うのがベターです。

JC対策としてこのペダルの購入を考えているのなら、ほかのペダルをオススメします。

似たようなサウンドのペダルとしては、BD-2やRATなどがありますよ。

 

現行品とヴィンテージ品の違いは?何が違うの?

ディストーション+は歴史のあるエフェクターなので、ヴィンテージ品が存在します。

1970年代〜1980年代初期に生産された個体は、ヴィンテージエフェクターとしてプレミア価格になっています。

サウンドの違いもそうですが、MXRのロゴが筆記体になっているものがあったりします。

ただ、普通に使うのであれば現行品をオススメします。

なぜなら、ヴィンテージのディストーション+にはLEDランプやACアダプタージャックがないので使いづらいです

 

また、ACアダプタージャックがある年代のものでも、センターマイナスとセンタープラスのものが存在しており、センラープラスのものを使うには変換コネクタが必要になります。

 

とくにこだわりがないのであれば、安くて使いやすい現行品のディストーション+をオススメします。

 

M104 Distortion+ のまとめ

いかがでしたか?

今回はMXRのディストーション+をレビューしました。

昔のエフェクターなので、現代的なエフェクターに比べたら出せる音の幅や使い勝手はあまりよくないでしょう。

機材を選ばない、優等生のようなペダルではないです。

万能な歪みペダルを探しているなら、やはりBOSSなどを選んだほうが無難でしょう。

 

ただ、やはりこれにしか出せない音があるので、ハマる人にはハマるエフェクターだと思います。

いいかんじのセッティングを見つけることができれば、最高の音を出してくれるかんじですかね。

コントロール自体はとてもシンプルですからね。とことんセッティングを突き詰めるのもありかも?

価格的にも買いやすいし、どこでも売っているので、ぜひ試してみてください。

それではまた。

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「ギターハック」の管理人。今までに購入したギターの本数は100本以上。主にギターに関するレビューやお役立ち情報を記事にしていきたいと思います。少しでもあなたの音楽活動の役に立てれば幸いです。趣味はギターの改造とリペア。ギター教室にも通っています。気になる記事や良いと思った記事があったらシェアしてもらえると嬉しいです♪